名古屋市立菊里高等学校の探究活動の一環として、
学生のみなさんと放課後の健康をサポートする軽食の開発を進めてきました。
販売初日となった2月12日は、放課後に多くの菊里生が販売場所に集まりました。
チラシ作成やInstagramでの告知、さらには実際の声掛けなど
学内での認知度を高めるために、これまで学生たちが実施してきた効果を実感することができました。
さらに、販売と並行して、どこから販売情報を得たのかを集計する調査も学生が取り行い、
おむすびに関しての感想をスマホで回答できるよう
アンケートの作成も行いました。
また、初日から2日目までの売れ行きを受けて
おむすびの個数を増やしたり、回数券の案内を目立たせるなど
3日間を通して売り場の改善も行い、売上向上を目指しました。
初日から大幅に販売個数を増やした最終販売日も完売で終えることができ、
「思っていたより大きい」
「美味しそう!」
といった生徒の声の他にも、
「お母さんから回数券の存在を知った」
など、1月30日のPTA委員会での報告を経て
今回のプロジェクトが生徒や親御さんに、さらに知っていただけたかと思います。
最終日の振り返りでは、プロジェクトに関わった4人の生徒から、
「3日間を通してファンを作ることができた」
「親世代まで認知を高めることができた」
「美味しいと味を知ってもらえたことは大きい」
というプラス面の他、
「3日間でどんどん改善できたのは良かったが、まだ認知されていない部分へのアプローチが必要」
「校内販売での盛り上がりはあったが、店舗販売に繋がるか不安」
といった懸念点も挙げられました。
14日の校内最終販売日をもって、4人の菊里生との活動は終了となります。
「塾前の軽食」として、今後の店舗利用に繋げるために
おむすび種類を増やしたり、新たなアプローチの実施を試み、
今後は、TOMOCAFF’E店舗にて、おむすびと回数券販売を続けていきます。


